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持ち主候補一覧

No.1

【名前】サトウ ヒロシ(佐東 尋嗣)
【年齢】24歳
【性別】男
【出身】
現代日本の大学院生。父が宮司を務める山奥の神社で生まれ育ったが、両親に先立たれ、今は古い学生用アパートで一人暮らし。神道系大学で大衆信仰のアプローチから民俗学の研究をするかたわら、大学近くの神社で神職見習いをしている。
【性格】
真面目で物静か。いい人なんだけど影が薄い。大学でも神社でも「サトウ君」と呼ばれているが、彼の苗字が「佐藤」でなく「佐東」であることすら、多分みんな忘れている。
穏やかな優しい性格と面倒見の良さで12歳以下と50歳以上にはそれなりにモテるのだが、同年代の女性には全く振り向いてもらえない。


「教授に預かった古地図だと例のものが祀られてるのは、たしかこの辺りなんだけどなぁ」

No.3

【名前】ズベン・エスカマリ
【年齢】20
【性別】男
【出身】
神秘の力が根付く、とある砂漠のオアシス、魔法の王国にて生まれる。魔力の源は風と星。王国の人々は、星を読み、星の力を使い、魔法を形作る。
国は代々、女王によって統治される。ズベン・エスカマリはその王国の王子であり、王国の未来を占う託宣の覡を、双子の弟とともに行っているが、双子の弟は出奔。現在は一人で重責を追う。
【性格】
生まれてからずっと王宮で暮らしているため、大変世間知らずである。外に出る機会もないことはないが、式典であったり、儀式であったりと職務に携わることが占めており、自らの意志で外の世界を出歩いたりしたことがない。ゆえに、外の世界に対してとても興味を持っており、その日の職務が終われば、図書庫にある外の世界について書かれた本を読みふける生活を送っている。
出奔した弟のように、国という鎖を解き放ち、自由になりたいという気持ちはあれど、民を見捨てられないという心が強い。自分に職務をすべて押し付け外の世界に飛び出した弟のことについては恨む心はないが、連絡くらいはよこしてほしいと考えているようだ。


「確かに俺は、外の世界に憧れを持っていた。
 でも、俺がいなくなったら国はどうなってしまう?
 何でも良い。早く帰らないといけない。
 そのために俺は……どうすればいい……?」

No.4

【名前】ズベン・エルゲヌビ
【年齢】20
【性別】男
【出身】
神秘の力が根付く、とある砂漠のオアシス、魔法の王国にて生まれる。魔力の源は風と星。王国の人々は、星を読み、星の力を使い、魔法を形作る。
国は代々、女王によって統治される。ズベン・エルゲヌビはその王国の王子であり、王国の未来を占う託宣の覡を、双子の兄とともに行っていた。現在は国から出奔し、とある港町にて海族業(海賊ではなく、沈んだ船をサルベージしたりするような自由業)を営んでいる。
【性格】
生まれてからずっと何不自由ない王宮で育ってきたため、自分の思う通りにならないと癇癪を起こすような性質がある。数人の配下とともに国を出て、人と海を知ってからは、自らが井の中の蛙であることを知り、多少はその傲慢っぷりは抑えられたが、それでもふとした瞬間、わがまま気質を覗かせる。若干天然なところもあるようだ。
覡としての使命を捨て、すべてを兄にまかせて国を出たことについて、特に申し訳ないと思っていることもなく。魔力や呪力など、覡としての性質が自分よりも高い兄だけがそこにいればいいと考えており、そこに微かな劣等感もあるかもしれない。

「ワケのわからん空間に入ったと思えば、なんだ此処は。
 海洞の奥かと思いきやまじりっけなしの空がありやがる。
 死後の世界にしちゃあ、明るすぎやしないか?」

No.5

【名前】ナディル=コウガ・ムバラク・カリム
【年齢】28歳
【性別】男
【出身】
現代っぽい世界の中東っぽい地域の裕福な王政国家。
一夫多妻制で、豪華絢爛で巨大な王宮には、王と二十人の王妃、そしてその子供達約三十人が暮らす。
【性格】
一言で言うと俺様。
現王の第五王子だが、母親は王妃の中で唯一異民族のため、他の王族や家臣達から疎まれている。
しかし兄弟随一の頭の回転の速さ、そして厳しい鍛錬で得た強さがそれらを撥ねつけ、傍若無人とも言える振る舞いを看過されているようだ。
女は抱き飽きたとして、未だ妻を娶らず独身貴族。
幼い頃から命を狙われたり誘拐されたりを繰り返してきた影響で、古今東西の武芸や武術、及びあらゆる武器の扱いを極めることが、実益を兼ねた趣味となっている。
中でも剣術が得意で、特に刀と呼ばれる類のものを好み収集。
母親の故郷である東洋の文化に入れ込んでおりよく訪れるが、その際一人で行動することが多いため、護衛泣かせの王子としても悪名高い。

 

「付喪神だ?フン、何やら面白い事が起こっているらしい。
 丁度良い、腕試しをしたいと思っていたところだ。
 しかしその前に……吾が振るうに相応しい得物が、果たしてあるかどうか、だな」

No.6

【名前】残月(ザンゲツ)
【年齢】21歳
【性別】男
【出身】

「骨喰い」の一族、その名の通り「骨」しか食べられない。
一生に一度、愛した人間の骨を食べる事で不老不死となり、それが成人の証とされ、ようやく普通の食事を摂取できるようになる。
それまでは不思議と食物を欲する事が無く、産まれてから一定の速度で大きくなり、一般的な十八歳程度の身形になると同時に成長が止まる。その後、自分だけの「愛する人間」を探しに旅へ出ていく。
骨ならば何でも良い訳ではなく「人生を全うし、大往生した人間の骨」でないといけない為、彼等一族はありとあらゆる手段を用いて「愛する人間」を守り抜く事を生業としている。
その為、芸達者で、力強く聡明なのが特徴、治世者として大成する者が多い。
【性格】

とある極道の六代目組長を盲目的に愛しており、陰ながら生涯守り抜くと誓っていて、特別にお傍に置いて貰っている。
とにかく相手に尽くしたがり、六代目が生き残る為に必要ならば、自らが持っているもの総てを差し出しても構わないとさえ思っている自己犠牲の精神の塊。
ある意味盲目的で一途、しかし、恋愛感情ではなく、あくまで愛しさ故であり、恋人になりたいかと言われたら、そのような欲求は決して無いと答える、例えるならば忠誠心の天元突破状態。
現に六代目には正妻がいるが、彼女の地位を脅かす様な真似はせず、むしろ六代目の大事な人として組の若い衆もろとも守っている状態。
「彼女達に何かあれば、六代目が哀しみますから」との事。
最後まで組を守り抜く代わりに、六代目が死んだ暁には骨をひとかけらだけ貰うという約束を、六代目夫婦としている。
骨喰いの一族にしては珍しく細身で小柄、虚弱体質なのを気にしてか、線の細さを隠す為に着こなしを工夫したり、流行を取り入れた飾りを身に着けたりと、六代目や正妻が傍に置いて恥ずかしくないよう、みずぼらしい格好をしないように御洒落には気を使っている。
あだ名は「月」

 

「残月・・・参る!」

No.2

【名前】ディラスファーナ=オルクメトリー
【年齢】22
【性別】女
【出身】

影国オルクメトリアの王族にして騎士。オルクメトリアは影の国と呼ばれており、常に影に覆われている。
影に浮き上がるように白くそびえ立つ城は美しく、幻想的である。
常に戦火にさらされてきており、美しさとは裏腹に強い騎士が多い国でもある。
彼女も女ながらに幼い頃から騎士を志してきた。姉がおり、王位はそちらが継ぐようだ。
【性格】

真面目実直、冗談を嫌う。女性ではあるが男性と同じように扱われたいと思っている。
しかし実際は女性、しかも王族であることからそうは扱ってもらえず、毎日悶々としているようだ。
彼女自身はかっちかちの真面目人間だが、軽い感じが嫌い、ということはない。
寧ろそういった相手とだとどんな感じになるか、好奇心はあるらしい。


「私はディラスファーナ=オルクメトリー。オルクメトリアの騎士である!
 我が国を守るためならば命も惜しまぬ。我が国に害をなそうというなら、私がお相手させていただこう!」

No.7

【名前】綴屋 千郷(つづりや ちさと)
【年齢】28
【性別】男
【出身】
現代日本出身。しかしながらいたって普通の日本とは程遠く、夜には人ならざるものや怨霊の類が跋扈し人々の生活を脅かしている世界。しかしその夜を統治する九つの家があり、その為大きな被害には至らないよう秘密裏に行動している。
綴屋の主としている事は『見たことを書き記す事』その為、以前の付喪神との闘いを経験している武器を探している。「全ては噂程度。だが、真実を交える事によりその噂は更に真実味を増す」…綴屋の仕事は、嘘に交えて真実を伝える事だとも言われる。
綴屋の寿命は普通の人間と同様である。死ぬ間際、自分の後継にやるべき事を全て叩き込むのが最期の仕事になるらしい。
【性格】
綴屋の仕事柄少し人好きする方がいいとは言われているが、非常に不愛想で口数も少ない。長い付き合いを共にする友人ともなればそれとなく理解も可能なようだが、初対面から察しようとするのは中々難しいかもしれない。全く話さない訳でもなく、自分では愛想よく振舞っているつもりなのだが、どうにも周りの理解には至らないようだ。
家の仕事については真面目であり、文章を書く事に関しては並々ならぬ情熱がある様子。ただ、必要要項だけを聞く傾向にあるため、面接のような言い方になりがち。書き文字はかなり綺麗。
昭和のヤンキーよろしく目つきは悪い。素行はそこまで悪くないが、そこもヤンキー気質の宿命なのか、捨て猫やら野良猫やらに懐かれ易い。人よりも動物と戯れるのが好きなのかもしれない。
意外にも三味線が得意。弦を使い人形を扱うなども行うようだが、扱える人形はせいぜい三体が限界な上、大体が部屋の掃除をさせている。仕事以外の時は非常にぐうたら。

「…仕事ならやるが。先ず、名前と作られた年月…これまでの戦闘経歴を……」

No.8

【名前】香坂時穂
【年齢】24歳
【性別】女
【出身】エリュテイア魔導学院の解呪魔法専門の教師。解呪の魔法以外にも風魔法などの攻撃系魔法・簡単な治癒魔法も使える。刀や弓の心得もある。
実家は稲荷神社で、彼女には狐の加護がついている。悪霊が見える体質のためよく面倒ごとに巻き込まれている。
【性格】あんまり人と接するのが好きではないが、かといって人とまったく話さないわけではなく、話しかけられればきちんと会話をする。
やかましい人が少し苦手。


「折角の休暇だったのに…。付喪神が暴れているって聞くと放っておくわけにもいかないし。私も付喪神退治に参加するよ。」

No.9

【名前】末次 孝虎(すえつぐ たかとら)
【年齢】27
【性別】男
【出身】
日本によく似た場所。群雄割拠の戦国時代、西国大名の一人、末次氏の当主。
家督を譲り受けはしたが父親は健在で、家臣からは未だに「若」と呼ばれる事もあるようだ。
【性格】
傲岸不遜な野心家。身分の低い者よりも、高い身分の上にあぐらをかいている者を見下している。賞罰はきっちりするタイプ。女子供には優しい所もある。
戦好きで武術の稽古は欠かさず、囲碁も得意。
人が避けるような物でも有用と思えば活用し、世に広く親しまれている物でも無用と判ずれば容赦なく切り捨てる。
風流を解さぬわけではないが、座敷で歌を諳んじるより、農民に混じって相撲をとる方が好み。

「ふん、くだらん。怨念ごときを恐れるやつばらに、戦などできるわけなかろうが」

No.10

【名前】クロエ・アンリエット・マラルメ
【年齢】24
【性別】女
【出身】
どこかの地点で分岐した、とある並行世界。大英帝国が権勢を誇り、飛行船が空を飛び、見慣れないガジェットが人気を博す……そんな時代。
花の都・パリに本拠地を置き、世界を股にかけて活動している女優。芸術家はもちろん、政治家、貴族、軍人など、幅広い交友関係を持つ。
その正体は某国のスパイである。
【性格】
出自を明らかにしておらず、どこかミステリアスな雰囲気を漂わせている。しかし口を開けば朗らかに笑い、時折少女のような無邪気さも覗かせる、意外と親しみやすい女性。
だが彼女の演技力は卓越しており、どこからどこまでが本当のクロエなのか誰にもわからない。
時に体を張った危険な任務に臨む事もあり、銃器の仕込まれた隠し武器や、一見武器には見えないような物まで、様々な暗器を収集している。
ここに来る前、ちょうどそれらのメンテナンスをしていた。

「ふうん、東洋の不思議の国ってわけね。アリスは演ったことがないのだけど、兎がいなくても女王様には会えるのかしら?」

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