top of page

No.1

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】グレン・モーリス・エイヴァリー 【武器】聖銃クロス(クロス・ホーリーバレット)

 

「おっと!…出会い頭に撃つ奴が居るなんて物騒な…。ふぅん、邪なるモノにしか通用しない…ねぇ。それなら俺に協力する気は無いか?…何、出自が問題か?俺の目的は、奴らの殲滅。そして殲滅した暁には…俺自身も滅ぼす事を辞さないつもりだ。そうでないと、邪なるモノは全て滅ぼした事にはならないからな。悪くない条件だろう?どうせ普通の人は撃たれたとしても傷一つ負わないんだし、悪用のしようが無いと思うんだが、どうだ?」


 

「挨拶代わりだ。それに、アンタが人間なら痛くも痒くもない。"そう出来ている"。……、アンタの言葉、聞き届けた。出自も、目的も。…この世界にはまだ邪なる物は多い。途方もない旅になるだろう。…その覚悟があるのなら、全てを終えるまで俺はアンタの武器であり盾だ。何時か最期になった時は…それは共に、俺の最期の銃声になるだろう。

――主の御業は此処に。我が銃、我が弾薬を以って。グレン・モーリス・エイヴァリー。我が主よ、契約を此処に」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.2

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】ジュリエッタ・フィレン・ロードラナウド 【武器】Bounty Heart 55(バウンティ・ハート・ダブルファイブ)

 

「不思議…沢山ある武器の中で、貴方から感じるこの優しいぬくもりはなんでしょう…。もし叶う事ならば、私と、私達の世界を、共に守ってくださいませんか?」


 

「おっとりしているようだが、心根はとてもまっすぐで芯が通っている・・・

ハハッ、素敵なレディじゃあないか。しかも幼い弟と妹も居るときたもんだ。

こいつは守ってやらなきゃ、男が廃るねェ・・・いいぜ、存分に俺を使ってくれ!

ツクモガミとかいう妙な連中に、粋がったクソッタレなギャング共。

そいつら全員から、アンタたち善人の平和と笑顔は決して奪わせやしねえ・・・!!

この『博愛の55人撃ち』の名に掛けて誓うぜ、ロードラナウドのお嬢さんよ。」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.3

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】テレーズ 【武器】リリビア

 

「まぁあ!なんて可愛い傘さんなのかしら!あら?コレは?コレは?(いじりいじり)まぁ!可愛いだけじゃなくて色々できるのね!楽しいわ!素敵だわ!私はテレーズ。ねえ、素敵な貴女のお名前は?」


 

「なっ…!!い、いくら私が可愛くて有能だからって、そんな急にいじるなんて…(照れ)

ま、まぁいいわ。私はリリビア。私のことを気に入るなんて、なかなかいい目してるんじゃないかしら?

それにしても、今まであなたのように自由なヒトには会ったことがないわよ。怒ってないわよっ、ただ少し驚いて、嬉しくて、その…

あぁもう!調子狂っちゃうわ。こんな口下手で横暴な私を使えるものなら使ってみなさいっ!その代わり、危なっかしいあなたのこと、全力で守ってあげるんだから。

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.4

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】XXX(ナナシ) 【武器】魔鋏ブラッディージャック

 

「ハサミってどー扱うのが正解なワケ?自分がやってたゲームにはなかったんですけどぉ…んま、使ってもらうのが一番わかりやすいっスよねぇ!頼りにさせてくれよなァっ!」


 

「ボクはねー、有能だから色んな使い方ができるんだよ。

それにしてもおにーさんの世界、楽しそうだね!

ゲームってさ、頑張ればその分レベル上がるし、

お金かければその分強くなれるでしょ?

分かりやすく報われるから、張り合いあるよねー♪

これからは一緒に遊んでね。ヨロシク~☆」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.5

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】エセル・ステュアート 【武器】C・チェスター

 

「まあ素敵!素晴らしいわ!とても美しい鞭ですのね。

わたくし鞭が大好きなんですの。家にはコレクションもあるのよ。

ぜひあなたの事もふるってみたいけれど、こちらでは武器自身が戦うのでしたわね?

それもいいでしょうね。あなた、人の姿もとても素敵ですもの。

わたくし達が共に戦えば、華麗な舞のごとき美しさになると思わなくって?

ねえ、お願い。わたくしのものになってくださらない?

わたくしあなたが欲しいわ。あなたがいいの」


 

「やあ、僕の新しいマスターになりたいというのは貴女かな?

こんなに可愛らしいお嬢さんによばれたのは嬉しいし光栄だな。

観賞用としてではなく使ってくれるのは大歓迎だけれど…

僕は、最悪の場合は例え僕がどうなろうと貴女の安全を第一に優先する。

それを心に留めていてくれる間は、僕は貴女のものになろう。

 

…なんて堅苦しく言ってみたけれど、一緒に戦えるのはとても楽しみにしているんだよ。

僕を選んでくれて有難う。」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.6

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】フレイ  【武器】神剣ファルセリア・クイーン

 

「私は、永遠の若さも、美貌も、欲しくはありません。

ただ、貴女が欲しい。――生きる輝きに溢れた貴女が。

手を取って欲しい、共に在って欲しい、傍に居たい…居て、欲しい。

何故そう思ってしまうのでしょうね。

…戦いなど知らぬエルフでは、名だたる神剣たる貴女の使い手に相応しくありませんか?」


 

「まあ…。私を欲しながら若さも美貌も望まないとは珍しい方ですわ。

そんなに情熱的に私を、その…欲しい等と・・・。男性の方から望まれたことは初めてのことですので…照れてしまいますのよ。

それに貴方様はとても美しいわ。ワタクシには負けますけれど。ワタクシの次に美しいと言ってもいいくらいですわ。

ワタクシの戦っている姿をお見せすることができないのは残念ですが、その分私の美しさを見ていただきますわ。この気高き真剣の姿を。

このワタクシを手にするのですからこれからは共に光り輝く先を見据えていきましょう。」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.7

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】アビス(Abyss) 【武器】魔剣ベルゼ

 

「先程から見ていたが、なかなかに良い性格をしている様だな。

最近大事にしていた剣が折れてしまって代わりを探していたんだ、焔や風にも負けない、健気に働く好い剣だった。

お前ならば、俺の熟す激務にも耐えられる気がしているのだが・・・しがない老兵の手で振るわれるのは不満だろうか。

俺の元に来れば、幾らでも活躍させてやる。

「国家繁栄の礎として活躍した伝説の剣」と、後世まで語られる程度の名声も得られると確約しよう。

数多の終わりを呑み干す覚悟は、昔から出来ているつもりだ。

これ以外に何か必要な物があるならば何でも言ってくれ、休息に関しては微妙な部分だが出来るだけ用意しよう・・・どうだ?」


 

「老兵とは、またご謙遜を…。

貴方が歴戦の手練れだということは、私にはしっかりと伝わってきますよ。

清濁併せ飲むそのお覚悟、国家繁栄の礎となるその栄誉よりも何よりも、

貴方のような御仁に選んでもらえたそのことが、私に取っては既に福音、

どうか存分に振るってください。

…ああ、恐怖におののく敵将たちの貌を思い浮かべるだけで心が躍る。

…え、必要なもの、ですか。

休息などいりません。

ただひとつお認めいただけるのならば、日常の身の回りのお世話、

特に身だしなみのお世話については、

是非とも私にお任せください。それが唯一の望みですよ。」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.8

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】フォルト  【武器】アムブロシア(カトラリー一式での銘・個別名は特になし)

 

「こんにちは、アムブロシア。

あなた、とっても綺麗な姿をしているから、思わず見とれちゃった。

あなたの銘って、『不死』という意味があるのね。それは、あなたが、所有者を、

あらゆる毒から護るからなのかな。本当は、『そういう立場』の人が、

あなたを所有したほうがいいのかもしれないけれど……でもね、わたしがあなたに

声をかけたのはね、わたしが、あらゆる毒から守られたいからじゃないの。

わたしはね、若輩だけど、魔法雑貨屋を営んでいて、いろいろな職人や業者と繋がってる。

だからね、もしかすると、散り散りになったあなたの仲間を探し出せるかもしれない。

あとはね、魔導金属で、あなたが失ってしまった一番の相棒を、復活させられるかもしれない。

……もちろん、あなたの相棒の意識が、そこに宿り直せるかどうかなんてわからないけど。

わたしはあなたを一人にしない。あなたの仲間も探し出す。

よければ、わたしのところに、きてくれないかな?」


 

「……アンタの申し出は俺にばかり益があって、

アンタに益がないように思えるんだが」

 

そんな美味しい話があってたまるかと、疑うように相手を見るも、どうにも本当に莫迦真面目な一生懸命さしか感じられず、呆れたように肩を竦めた。

 

「いいだろうアンタの元に行ってやる。

けれど、毒と言わずアンタを守ったり、

アンタの商売の手助けくらいはさせろよ。

してもらうだけってのは、性に合わん。

あとな、アンブロシアってのは一式での銘だから、

俺個人を呼ぶときは何か適当に別の名で呼んでくれ」

 

なんだか危なっかしい奴だよな……と新たな主に対して不遜なことを思い、同意を求めるように彼女の肩口にいる鴉に視線を向けたのだった。

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.9

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】ユウムウム  【武器】聖剣グリムスティル

 

「わぁ!!なんて強くて、華麗で、美しくて、お姫様みたいで…

ねえ、そこの強くて素敵なお姫様、ワタシ、もっと強くならなくちゃいけないの。どうかワタシに彼方のこと、教えてくれませんか?」

 

「初めまして、淡く純粋な美しいあなた。

どうかその色が褪せぬよう、私にお手伝いをさせて下さい。

あなたの優しさは何よりも強い力となる、頑張りを見守ってくれている人がいる。

けして1人ではない事を忘れないで。

 

それではひとつ、お話をしましょう。少女が幸せを紡ぐ物語です。

寂しい思いをしませんように

あなたの未来がずっとあたたかい色にかこまれていますように」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.10

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】ティアーネ・トライデン  【武器】ハートブレイカー(heart breaker)

 

「ねえねえ、なんか、この世界が大変なことになってるんでしょ?

私、こう見えてもライフルの扱いには自信があるの!

だから、あなたがよければ私に力を貸してほしいと思って!私、いろんなライフルを見てきたからわかるの。

あなたはすごくいいライフルよね!あなたと一緒にこの世界を守るために戦えたらうれしいな!」


 

「愛らしいお嬢さん、君がライフルを?

この先危険がたくさんで困難な道に‥

(彼女の目を見つめたかと思うと何かを悟り)

―-そう、

きっとブレることのない君の行動力とその真っ直ぐな瞳はとても素敵だ。

ボクの力で貴方と共に世界を救えるなら――

ティアーネ。幸せな未来の為に二人で頑張ろう。

絶対にボクが護ってみせるから(跪きそっと手を取り微笑む」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.11

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】ファルム=F=ルーナグリムス 【武器】月弓アルテミス

 

「今日は、麗しき月弓の姫。私は月紡ぐ世界から来たんだ。

……ねぇ、私の力になってくれないだろうか。私はきっと、そのために此処に呼ばれたのだと思う。

貴方に私が相応しいかはわからないけれど、私は、貴方に相応しくあろうと努めるから……だから、お願い」


 

「この身、この力を欲する者は数多くいたわ。けれど結局、こなたの心を射止める者は現れなかった。あなたはそれでも、手を伸ばすというの?

……いいわ。その身に宿る月の力は確かなもの。あなたの願い、叶えてさしあげます。

だからどうか、こなたの弦をふるわせてみせて。

その時こそあなた様を、我が君、とお呼びいたしましょう」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.12

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】ヴィスィー 【武器】戦斧・ファスケス

 

そこの美しくてかっこいいあなた!

私の元で働いてみないかしら〜?

ちょうど素敵な相棒を探していたところなのよぉ。


 

「な、なんと!!

この私に声をかけるのならばもっと敬い称えるような誘い文句を・・(ブツブツ

まぁ、仕方あるまい。

今後仕えていくうえで模範的な淑女のように躾けていくか。

 

ふん、ヴィスィーと言ったな。今日よりこの私は其方の斧。

全ての敵を薙ぎ倒し、其方に勝利をもたらそうぞ。」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.13

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】ロビン・レイク・ガーディナー  【武器】聖弓 ディア

 

「ツクモガミには、どんなに力を込めても、この弓では通用しないようです。

どうかあなたの力を貸して下さい。

この地が緑で一杯なのは、あなたの力だと聞き及びました。

あなたが協力してくれるなら、戦火に散った故郷の花々も息を吹き返すことでしょう。

ツクモガミを倒すことができたなら、あなたに故郷で一番美しい花園をご覧にいれましょう」


 

「……お断りします。――なんて、ごめんなさい。

まさかこんなに早く、私を必要とする方が現れるなんて思っていなかったものですから……。

……どういった事情かはわかりませんが貴方様にも、護りたいものがあるのですね?

貴方様の曇りなき強き瞳に、確かな意思と優しさを感じました。

貴方様が必要とされるのであれば、この聖弓 ディア、貴方様と、貴方様の故郷の為に力を尽くし

ましょう。どうぞ、我が弓をその手にお取り下さい」

 

差し出された弓を手に取ったなら、綺麗な花が咲き誇るだろう

その花を見て、ディアは柔らかく微笑む

 

「一番美しいという花園、楽しみにしています。――主様」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.14

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】セイオン・ヴィヴリオ  【武器】スカルペル

 

「君はメスなのか、こんなメスは見たことがない…血を吸って尚切れ味が増している様子が、その刃から伝わるようだ。

何、曰くつき…!?それは素晴らしい!君、私と一緒に付喪神退治とやらをしてみないかい?

是非君の力を見せて欲しいんだ…!(ガシッっと手を握り」


 

「んん~?お兄さんの手からは血の匂いがしないね。殺人鬼じゃないの?

へ?雑貨店の…店主?本当に?……あははは!なにそれ!!

オレをそんなキラキラした目で見て来た人なんて初めてだよ!

いやーお兄さんってモノ好きだねぇ。変わり者って言われるでしょ?

んふふ、オレもなんだ!よし、きーめた!面白そうだから力を貸してあげる。

 

でもオレの魔力で心が黒く染まらないように気をつけてね?」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.15

 .

 

 

 

 

 

 

 


 

 .

【持ち主】天屋 亨  【武器】言祝(コトホギ)

 

「ほう、治癒特化ねぇ…今まで使った事がない奴だな。(ぐるり、と見て回り共についている小さな妖精には軽く手を挙げて挨拶を。一通り眺めた後で何か満足したようにうなずいた後すっと手を出して)お前、俺と一緒に来ないか?

仕事柄怪我しやすいタチでねぇ…その回復をお前さんに頼みたい。報酬は……そうさな。望むものを出そう。高価なものってなるとちと財布がもたないけども、一先ず好みの物を言ってみてくれ。その中から出せるものを仕事後に必ず渡してやるからさ」


 

「えびばでー…ん、んん?(妖精が騒ぐのに気付いて珍しく双眸を開き、然し矢張り滅茶苦茶眠そうに欠伸をしつつ、頬を叩いて気合いを入れ直すとむっくり起き上がり、差し出された手を両手で掬い上げ)

貴男は不思議だなぁ、新しいのに、兄様や姉様たちと同じ気配がする。

いいよ、擦り傷、切り傷何でも御座れ、総て『斬り落として』ご覧にいれましょう。何よりその玉のような肌に傷を遺すのは勿体無いからねぇ。

報酬は……高価な物はいらないよ、その代わり、今度駄菓子屋って所に行ってみたいなぁ、主殿と(一寸照れつつ、何時か本で読んだ金平糖やビー玉等が満載のお店を夢見て、ぽつりと強請り)」

 

___________________________________

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

No.16

「あっ……よかった、慣れてる武器、あった……  えと、難しいことは、よくわからない、けど……  ぼくが、ここで生き残るために……力を、貸してくれないかなぁ……?」

【持ち主】マロン    【擬人化武器】西軍 No.6 嘆きのイルシャ

「……ぼくを振るいたいというヒトが、此処にやって来るなんてね。 ぼくは君に、何も齎さないよ。名誉も、栄光も、安寧も…… それでも君は、アルジになりたい、と言うのかい?

ならば一つ、ぼくからの頼みごとを聞き届けてはくれないだろうか。 もしもいつか、ぼくが破壊されてしまう時が来たら。

どうかそのまま、叢にでも打ち捨てて欲しい。 ……それだけが、ぼくの願いだ」

ed1171a3.png
bottom of page