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【持ち主】千颯(ちはや)

【武 器】湖鳥ノ(ことりの)

「おまえ、すっげーな!さっきの戦いぶり。
俺とあんまり変わらないくらいに見えるけど(手で背丈を比べるそぶりをしつつ)
でも、見た目よりなんていうか強大な力を感じる…
俺、今でもだいぶ強いとは思うんだけどさ、色々な意味でもっと強くなりたいんだ。
だから、力を貸して欲しい。
きっと俺からおまえにも教えてあげられることあるだろうし。
一緒に頑張っていこうぜ!」

「むむ、ことりの、ひくくない。りっぱ、りっぱ!(ぴょんぴょん飛び跳ねながら)
ちから?ことりの、ひつよう?
…あなた、まだまだ。だからことりの、ちからかす。まもる、まもる。そしてことりのも、もっともっと、つよく。
うん、がんばる!ちはや、ぎゅぎゅ。(握手をする)」

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【持ち主】Charles

【武 器】荊棘檻刃 Knospe

「…同じだな。誰も俺に触れることはない。
 クスノペ、…どうだろう、旅に付き合う気は無いか?

 少なくとも、寂しくはないだろう。」

「たびは おそとにでること おでかけをすること……
 くのすぺと おなじなら ふたりでいたら ひとりじゃないわ……
 いっしょに おそとへいきたいから おくつをはくから …… ……

(まっていてほしいの)」

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【持ち主】マカロニ

【武 器】ブレイク・バッド

「暗いの怖いよー。・・・!!あ!おいおまえ!おまえの持ってるバット強そうだな!
 僕の求めてた護身用の武器にぴったりだ。


 (ビクッ)ふえっ、睨むんじゃねえよぉ。(グスッ :(´◦ω◦`):プルプル
 べっ、別に怖くなんてねーし。ねーけど・・・刃物とか怖くて持てないから

 その強そうなバットなら僕を守ってくれそうだったんだ…。

 硬くて頑丈そうだし毎日磨いて大切にするからっ!!!そのバットが欲しいんだ」

「あぁん?なんだお前。弱そうだな。それに小さいし。こんな所でやっていけんのか?
 チッ、泣くんじゃねぇ。お前、男だろ。強くなれ。
 はぁー、俺はガキは嫌いだが仕方ねぇ。おら、俺様についてこい。

 安全な場所に連れて行ってやる。

 それとほら、お前歩くの遅そうだから背よって行ってやるよ。俺様に感謝しな。

 その間、このバットを持っとけ。絶対に落とすなよ。

 …あとな、お前を主にするかはまだ決めてねーが毎日ちゃんと磨き、お前が俺より強くなるんだったら考えてやっても良い。

 その間は仕方ねーから弱そうなお前を俺様が守ってやんよ。(少し笑みを浮かべ)」

【持ち主】コノハ・ミカナギ(御巫 木花)

【武 器】月華派 花蘇芳

「まぁ、血でそのような色に――
あなたは汚れていると気にしているようですが
わたしには綺麗に染め上がっているように見えますよ。美しい、蘇芳の色に――
わたしは巫女です。花蘇芳、一緒に神楽を踊っていただけませんか?」

「綺麗…ですか?
では私、まだ大丈夫なのでしょうか?
いえ、巫女様がそうおっしゃるのなら、きっとそうなのでしょうね。

優しい巫女様…私を見つけて下さってありがとうございます。
ひとりでいるのは寂しいものです。
お声が聞こえた時は大層嬉しく、私に向けてと気付いた時には心躍りました。

あなたのお誘いとあらば喜んで。
この花蘇芳、あなたのために舞いましょう。」

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【持ち主】ファータ・モルガーナ

【武 器】旭派 不知火

「いま隙だらけの阿呆って言った?! ええ、ええ、わかってるわよ! あたしは無力でとおってもか弱い、宝石姫! 誰かに守られていないと生きていけないの! 嫌になる! 修道院の人たちは守ってくれるけど、賊に襲われそうになる彼らをあたしは助けられないの! この無力さ、どうしようもないわね。でも、お城には行きたくない。カゴの鳥になんてなりたくない! ねえ、そこの、身軽そうなあなた、あたしを守ってみない? 忍び足のあたしの旅に、一緒に来てみない?!」

「おっと!落ち着きなよお嬢ちゃん。あんたの事を言ったんじゃないんだがなあ。
なんだ、迷子か?泣くな泣くな——っと。おお、こりゃすごい……宝石姫か、なるほどね。

あんたに守りが必要なのはわかった。だが俺のやり方じゃ、城のお姫様みたいに楽はさせてやれないぜ。なんてったって得物がこれだ、侍みたくはいかねえよ。それでもいいのかい?

……ま、そんだけ威勢がよけりゃ心配ないか!
いいぜ、あんたと行ってやる。その代わりちゃんといい子にしてくれよ?姫さん。
忍び足は得意みたいだが、そうでかい声を出されちゃ忍ぶにも忍べねーし——って、あ、怒った?
はは、それじゃ行くか!
城とはこれでお別れだ。——じゃあな!」

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【持ち主】アリステラ・フォン・レンネブルク

【武 器】ヴェルガルの仕掛け杖

――…殺戮以外にも使い道はあるわ。例えば、誰かを守る為に使うの。
私の魔術ではできない守り方もあるかもしれない。それは武器だからこそ出来る事。
殺す為だけに生まれたわけじゃない。殺す為に使うわけじゃない。ただ、何処かの利己的な悪党が、自分の主義の為にそう使っただけよ。……貴方は、とても優しい人なのだわ。
(家からこっそりと持ち出した飾りつきの杖を取り出す。彼とは似ても似つかない、ただの杖。彼女はトントン、と床を叩いて)
私は貴方を殺戮の道具として扱うつもりはない。しいて言うなら…そうね。貴方の心は私が守りましょう。紅茶を淹れるのには自信があるの。その代わり、どうか隣で私の運命を見届けて頂戴。それ以上、何も望まないわ。

誰かを、守る?
肌を嬲れば血が流れ、胸を貫けば命を奪う……そんな私でも「誰かを守れる」と。
貴女はそう仰るのですか?
(切れ長の双眸を大きく見開き、“杖”は目前の少女を見遣った。真っ直ぐ此方を見据える瞳には、一点の曇りも見当たらなかった)
まったく、私のような武器の心を「守る」とは、とんだ変わり者のお嬢さんだ。
……よろしい。
今一度この身を濡らす血を払い、誓いましょう。
アリステラ・フォン・レンネブルク……貴女に寄り添う者として、その気高き意思を、運命を、最後の瞬間まで見届けると。
(「そして、今度こそ守りきってみせよう。少女の面影を残した、心優しき主人を」ーー殺戮の運命との決別を胸の内で宣言すると、“杖”は彼女の前で跪いた)

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【持ち主】ソラ=ウェスバニア(西花 空良)

【武 器】青嵐のロゼ

「やっ!君はこの世界の住人、さん?心地よさそうな風がこっちから吹いてたから、辿ってきてみたんだ。
えーと、付喪神がどうとかこうとか…よくわかんないけど、私のできることなら協力するよっ!」

「わー、ロゼの風を辿って来てくれたのー♩嬉しいのー。

 この風心地いいでしょう。ロゼ、こういう穏やかな風が一番好きなの〜。

 うん、あなたがいってくれたらロゼも助かる〜!協力してありがとうなのー。

 一緒に頑張ろうね〜!

 ロゼ、悪い敵さんと戦ってあなたも大切な兄弟もみんなを守るのー。」

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【持ち主】ビクトル =ウォレン(ビクター)

【武 器】ブラッドリリー

「おや、そちらに美しいお方がいるではありませんか。そんな貴方にならやられても本望ですね。ふふ、白のドレスの貴方も赤く染まったドレスを着ている貴方も実に美しい。私は美しいものには目がないのです。
おっと、私の自己紹介が遅れましたね。
私は…怪盗ビクター。
ふふ、今宵は貴方を奪いにきました。」

私を美しいと言う人間は沢山いた。
首を刈り、返り血で赤く染まる姿を見て大勢の人間が美しい、と私を称賛した。

だけど、誰も白い私を見てはいなかった。

目の前の男は白い私も、赤い私も美しいと言ってくれた。
ああ…どうしよう……とても、嬉しいわ…
この人になら奪われても――…
(なんて、私は何を考えているのかしら…!)

「い、いい事!?ビクターと言ったかしら。
貴方の感性もその美しい琥珀色の瞳も嫌いではないし、主として認めてあげなくもないわ!
でも貴方が主になるのではないのよ、わたくしが貴方を主にしてあげるの。
そこを勘違いしないで貰いたいわね…!

…その代わり、これからは貴方のためだけにわたくしは美しく在り続けると約束するわ」

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【持ち主】ローデヴェイク・ファン・デーレン

【武 器】鬼砕

「はっは、元気にトンガってるねぇ。おっさん若い頃思い出しちゃうわー
っと、そうカリカリしなさんな。どうどう。ちょいと話を聞いておくんな。
俺ぁモンスター退治を生業にしてんだが、どうだねお前さん、これが終わったら一緒に来てみねぇか?
……ずっと追ってるヤツがいんだ。
しかしこいつがえらい頑丈でなぁ、そんじょそこらの武器じゃ刃が立たねぇときた。お前さんの力を貸してほしい。
なぁに、こう見えて腕力にゃぁ多少自信があってな、華麗に振り回して見せるぜ?
まーおっさんの道連れなんて嫌だってんなら、無理にとは言わねぇがな(けらけら」

「んだよ、なんか文句あんのかこのやろー!
……ん?そりゃ、俺を使いてぇって事か?
見たとこアンタは普通の人間じゃなさそうだが…俺は並みの重さじゃねぇ。
今まで俺を使おうと何度も力自慢共が来たが誰一人として振り回すどころか
持ち上げる事すら叶わなかったんだ。
……誰にも使われなきゃ俺なんてただの鉄屑同然だ。もう、そんなのうんざりだ…。
だから、もしこの鉄屑をアンタが武器に出来るってんならよ…俺を連れてってくれよ。
そうすりゃ、地の果てまででもアンタに付き合ってやるぜ!」

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【持ち主】藤見 燈嗣(ふじみ とうじ)

【武 器】紅葉魅珠

「やぁ、こんにちは。良い日和でsごふっ(吐血)。やぁ、ははは。これは失礼失礼。

 持病でね、くしゃみみたいなものなんですよ。

 ははは(拭き拭き)ごほっ(再び吐血)

 それはさておき、厠はどこかご存知ないですかね(震えて顔色真っ白)」

「ええ、こんにちは。」ゆったりと微笑む。
吐血する様子、それを取り繕う様子を無表情で見下ろした。
こりゃあ偉い病人である。よくここまで生きてきたものだ。
余りにも哀れなので、私の加護をくれてやろうか。
「あんたは運が良い。」
背中を向けて屈む。
「乗れ。」

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