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持ち主候補一覧③

No.21

【名前】ルルナ(ロウナ)
【年齢】15~7くらい
【性別】男
【出身】日常に魔法のある世界にて、ある魔導学院に通う聴講生。
元はスラムにいた孤児で腕のいい暗殺者。
ある依頼をしくじった際に魔力を封じられ、かなーり嫌々ながらも学院の生徒になった。
普段は自分の容姿を最大活用する為、女装姿で色んな男から貢がせている。
【性格】
見た目は極上の可憐小悪魔。
幼少期に栄養を取れなかった為、男子とは思えない程に華奢でもある。
しかし中身は人も神も一切信じない業突く守銭奴。
かつて何一つ希望を持っていなかったが、学院での様々な人の関わりーー主に想い人の神城すずの存在により、足を洗って真っ当に生きれたらと思うまでになった。
しかし、その道は決して優しくはない……。

「は?ナニここ。 は?ナニそれ。 ……うざっ!」

No.22

【名前】ディラスファーナ=オルクメトリー
【年齢】22
【性別】女
【出身】

影国オルクメトリアの王族にして騎士。オルクメトリアは影の国と呼ばれており、常に影に覆われている。
影に浮き上がるように白くそびえ立つ城は美しく、幻想的である。
常に戦火にさらされてきており、美しさとは裏腹に強い騎士が多い国でもある。
彼女も女ながらに幼い頃から騎士を志してきた。姉がおり、王位はそちらが継ぐようだ。
【性格】

真面目実直、冗談を嫌う。女性ではあるが男性と同じように扱われたいと思っている。
しかし実際は女性、しかも王族であることからそうは扱ってもらえず、毎日悶々としているようだ。

「私はディラスファーナ=オルクメトリー。オルクメトリアの騎士である!
 我が国を守るためならば命も惜しまぬ。我が国に害をなそうというなら、私がお相手させていただこう!」

No.23

【名前】ソラ=ウェスバニア(西花 空良)
【年齢】14歳
【性別】女
【出身】
いくつかの浮遊大陸と空中都市から成り立つ世界、エアーラグナからやってきた。
空中に浮かぶ都市内には常時涼しく心地の良い風が吹き、その中で人々も平和に暮らしている。
主な文明は機械で、いわゆる”魔術”は存在しないが魔力を動力にする技術は確立しており、
大陸下から吹く上質なマナを含む風で都市下腹部にある巨大なタービンを回し、都市全体の浮力や発電機の動力として活用している。

その多くは大陸周辺に浮かぶ小島の遺跡内から発掘されたものであり、
その起源ははるか下にある”大地”にあるとされるが、未だ真実に行き着いたものはいない。
その真相とまだ見ぬ”大地”を求め、今も尚多くの冒険家達が空の下の真実に挑んでいるという。

【性格】
今でこそ浮遊大陸の世界に住むが、本来は現代日本によく似た世界から迷い込んだ女子校生。
学校の裏の森に謎の通路があるのを見つけ、好奇心から入ってみた結果、此方の世界に迷い込んでいた。
その際、黒かった髪もなぜか緑色になったが「ま、いっか」と持ち前の楽天思考で取り直し、今の世界での生活を満喫している。
しかしながら元の世界の事やこの世界の”地上”についても気になっており、
いつか自前の風力船で冒険の旅に出て、その真相を探ろうとしているようだ。

またワープ時の影響からか、風の気配や流れを読む能力が備わっている。

「あれ?あれれ?ここってば、さっきまでいた世界とはまた別の世界よね…?2度目の渡航ってやつ?
 んー…とりあえず適当に歩いてみたら何か分かるかしら?おーい、そこの貴方ー」

No.24

【名前】ポセイドン
【年齢】???
【性別】♂
【出身】
―とある世界のとある海の町―
とある海の男は言った。
「あの銀に煌く鱗に滑らかなボディ…アレは主だ!海の主に違いねぇ!海の怒りが形になって、俺達の前に現れたに違いねぇ!」
とある港の女は言った。
「アレはきっと童話の王子様。海に消えた愛しの人魚を追って、自らも海の眷属に姿を変えた王子様に違いないわ!」
そして人々は共に口を揃え言ったという。
「それは ないない」
ー彼は、普通に陸で住んでいたー
【性格】
元々、代々続く有力な貴族の王子だった彼は自分の船で海に繰り出しては日課の釣りを楽しんでいた。
だがある日、大嵐に飲まれた彼はそこで不思議な煌きを見る。
そして次に気がつくと、何故か体が魚になっていた…かどうかは定かではないが、非常に高い生命力を持ち、その身を切られても頭さえ無事なら再生可能。
また、その地形に合わせてある程度体も変形させられるようだ。

性格は目立ちたがり屋のシャイボーイ。
寂しくなって人前に現れるも、いざ注目されると恥ずかしくなりすぐ隠れてしまうので、
人々の間では神出鬼没の都市伝説と化しているという。
ちなみに泳ぎの方は得意で、同じ海の生物からは「深淵の弾丸(アビス・ショット)」と呼ばれ恐れられている。

「ふふ、海のスシ…ならぬ海の主たる我が来たからには安心さ!…え?もしかして皆さん怒ってらっしゃる?え、えーと隠れてまーす」

No.25

【名前】鬼追 光司(きおい こうじ)
【年齢】不明
【性別】男
【出身】

色々な種類の「鬼」がいる殺伐とした世界。人里で鬼などが悪さをして回っているが、普通の人間には太刀打ちできないため、人間は鬼から隠れるように暮らしている。
彼は「鬼斬り」を生業とする男性。鬼に対抗できる光の魔力を生まれつき持っておりその魔力を刀に宿した抜刀術で鬼を倒して回っている。
【性格】

一族が鬼に対抗できる光の魔力を持っていたばかりに鬼の大群に襲撃され、彼以外の一族のものは皆殺しにされてしまった。彼は一族が何とか逃がしたため生き残った。
そして鬼を憎み、鬼を撃退するため強くなろうと抜刀術を身に付けた。
鬼を退治するため各地を転々としており、強いことで有名なため弟子にしてほしいというものも多いが、鬼と戦い身を危険にさらす人はできるだけ少ないほうがいいと願っているため弟子入りの話はすべて断っている。
同業者は非常に少なく会うことがほぼないので、仲間もおらず孤独。

「付喪神?それは『鬼』とは違うんか?まあどっちにしても人を苦しめるようなやつらなら容赦せんけどな」

No.26

【名前】律(りつ)
【年齢】21
【性別】女
【出身】
人間界の裏側に存在する魑魅魍魎たちが暮らす妖の国。
民は和を重んじ、日本の江戸文化を基盤に多国籍文化を取り入れ独自の発展を遂げている。
この国では妖を祓うことが出来る唯一の存在である人間は古より禍をもたらす者として忌み嫌われるのと同時に、喰らった者は強い力を得られると言い伝えられている。
彼女はそこで生まれた妖と人間の間に出来た忌み子であった。
故に両親は物心がついた頃に彼女を守ろうと殺され、自身も命を狙われる日々を過ごしてきた。
ある日深手を負い死に瀕しているところを妓楼の女将に救われ、恩を返すために女将のいる【藤屋】で用心棒をしている。
【性格】
男勝りでさばさばとした気風のいい性格だが、一方で自分が疎まれる存在だと自覚しているため人と接するのは苦手で一人で居ることが多い。
用心棒をするだけあって腕っ節は強く、素手で大の男を捻り上げるくらいはお手の物。
着飾ればそれなりに美人ではあるのだが、自分には無頓着で淑やかさとは無縁。見かねた姐様達があの手この手で女性らしさを身に着けさせようと奮闘し様々な芸を仕込まれている。
表には出さないがやはり自分の出生については気にしており、いつか心穏やかに過ごせる自分の居場所を見つけるために国を出て外の世界を旅したいと思っている。

「この半端者でも力になれるってんなら、存分に力を奮わせてもらおうじゃないか」

No.27

【名前】ユリシス
【年齢】200余歳
【性別】女
【出身】
神々が実在する神話の世界。紺碧の海に囲まれた美しい島の王女。
しかし現在島を支配している王の娘ではなく、数代前の王妃が神に見初められて身籠った半神半人の娘。
妻である女神の嫉妬によって王妃は死に至り、不義密通の子であるユリシスは当時の王に疎まれたが、子を憐れんだ父が他の神々の手を借りて加護を与えたため、王女として、また島を守護する神子として遇された。
だが時が経つにつれ人々は神の加護を忘れてゆき、王女の扱いは腫れ物から厄介者へ変わっていく。
そんな折、神々が発端となって起こった戦争に兵を出す事となり、王はこれに赴く英雄を募って、最も力ある者にユリシスを与えると触れを出した。
【性格】
神子として丁重に扱われたが、人から愛された事はなく、幼い頃から浮いた存在だった。
自分の立場を理解してからは、ほとんどの時間をあてがわれた塔の中で孤独に過ごす。
人の倍以上の歳月を重ねながら、若い娘ほどの見た目と同様に精神が未熟なのは、人との交わりが少なかったためだろう。
その境遇のせいか、常に相手の顔色をうかがう気弱な娘に育った。
しかし、おろおろしつつ、べそをかきつつ、それでも諦めない粘り強さと、ここぞという時に一歩踏み出す勇気を持つ。
今回出された触れを聞いて初めて王家に反発し、自分の運命を変えるための力を欲している。

「こんな事になるなんて。力が欲しいなら、自分の手で掴み取れという事かしら……。
そうね、そうよね。願いは自らの手で叶えるもの。私、逃げません。戦って、未来を勝ち取ってみせます——!」

No.28

【名前】真鶴(まづる)
【年齢】およそ200歳(身体年齢18歳)
【性別】女
【出身】
江戸時代の日本――と思しき国。
妖怪や怪異の噂が真しやかに流れるが、真偽のほどは定かでない。
真鶴は商家の娘として生まれ、順風満帆、商家に嫁ぐが不治の病に冒される。
妻の病を治そうと夫が苦心して手に入れた妙薬は、人魚の肉。
半信半疑で真鶴が食したその薬は、本物の人魚の肉であった――
【性格】
人魚の肉によって、肉体の老化がなくなり回復力が飛躍的に向上。
いわゆる不老不死の身体となったらしく、身体年齢18歳のままおよそ200年生きている。
但し首を切断されるなど、回復不可能な状態になると甦る事はできない。
事故に遭ったり殺害されても驚異的な回復力で甦るが、その都度痛みや苦しみを感じる。
常人とは異なる存在であると知られないよう、一つ所に定住する事なく放浪している。
自分の身を護る為に武術を身に付け、雄々しく振る舞うようになった。
他人と交流するのが苦手になったが、内心人恋しく思っており
流離の用心棒として困っている人を助けながら生きている。

「付喪神ならば、私と永遠の時を生きてくれるのではないか――?」

No.29

【名前】扇崎 龍志郎(おうぎざき りゅうしろう)
【年齢】12歳
【性別】男
【出身】
ある東の国の片隅に在る、小さな集落。
人々は目に見えぬ「妖」の存在を肌で感じ、尊び、時に畏れ、静かに暮らしていた。
集落一の権力を持つ扇崎家に、妖の姿を捉え、意思を交わす事の出来る「六道の渡」を備えた嫡男・龍志郎が生まれたのは十二年前の夏の事。
百年に一人と言われる特異能力を持った少年の誕生は、この小さな集落に繁栄をもたらす吉兆だと実しやかに噂された。
人々は、思いもしなかっただろう。
妖と意思を交わすという事は、即ち、彼方側の声を耳にするという事。
彼方側へ誘う声をも、耳にするという事。
夏のある日、龍志郎はいつものように集落の子供たちと野山を駆け回っていた。
しかし別れ際、神妙な面持ちで子供たちにこう告げたのだという。
「皆、元気でな」
それが集落で目撃された、少年の最後の姿であった。
【性格】
日が暮れるまで元気いっぱいに野山を駆け回るやんちゃ坊主。
決して自身の立場を鼻にかけた事はないが、生まれ持った本人の気質から集落の子供たちからはガキ大将として慕われている。
一方で、幼い頃から妖と共に過ごしてきた影響か、時折達観した一面を覗かせる事も。
特に一人で悩みを抱えているような人間を前にすると、普段の様子とは違った、大人びた表情を浮かべて静かに寄り添う。
(妖は永い年月を一人で過ごす者が多く、少なからず彼らの感情に影響を受けている模様)
扇崎家の次期当主として文武両道であるべきと些か厳しい教育を受けており、特に武芸に関しては、まだまだ伸びしろはあれど卓越したセンスが垣間見える。

オレ、馬鹿だからさ。なんにも考えずにここまで来ちゃったんだ。
けど、もう引き返せねぇよな。オレを呼んだ奴を見つけるまで、引き返すわけにはいかねぇよな!

No.30

【名前】ジルベール=マリー・シュヴァリエ
【年齢】25歳
【性別】男
【出身】
王制とロボットと魔法が混在する南欧の小国出身。気候は山岳地帯を除き温暖で、貧困層も食べ物には事欠かない。
父方は代々領主にして軍人。母は封魔術の遣い手だったが魔物から幼子らを守るべく戦い命を落とす。
現在、国境付近に跳梁跋扈し辺境の民を苦しめる魔獣の討伐を受持つ。
基本的には何でも扱うが、更に研鑽を重ね且つ対魔戦にも耐える武器を求めている。
休暇を利用したツーリング中高波が押し寄せ、気づいたらここに飛ばされていた。
【性格】
戦場で出会った人は冷徹ぶりに驚くが犠牲を最小限に留める為で本来は温和で情に厚い。
既に家を継いだ長兄の子達には良い叔父で子煩悩な一面を見せる。但し訓練時は容赦ない。
五人きょうだいの末っ子。すぐ上の姉の趣味でよく女装させられる、「敵を欺くには変装も必要だ」と言いつつ時折困った顔を見せる。
女には優しくが信条、やんちゃ坊主だった頃指を挟まれて以来生きたロブスターが苦手(食べるのは平気)。

「ここは何処だか分からぬが瘴気が立ち込めているな…故郷とはまた違った気配がする」

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