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とある世界の青年のお話

この世界はもうじき崩壊する。
アンネリーゼ。私は君を許すことはないだろう。


君がいれば世界なんていらなかった。
君のいない世界は今滅びようとしている。君はこの世界にはいなかった。


ならば別の世界へと渡り君を捜し求めよう。

だが滅びゆくこの世界の最後のパーティとして
他の世界の人たちを招待することにした。
君の行方を得られるかもしれない。

アンネリーゼ。どうして返事をしてくれない?
ああ。君は言葉を発せなくなってしまったのだったね。
待っていて。別の世界の君を見つけたら
すぐに君をまた動けるようにしてあげれるから。


そうしたらまた一緒に…ずっと一緒に…


ねえ、アンネリーゼ。

​逃がさないよ

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とある聖剣のお話

武器と持ち主の絆?


そんなもの上っ面だけの細い糸みたいなものなのだろう。
少しそこにハサミを入れるだけですぐに途切れるような…
そのような不確かなものを信じるとはよほど平和ボケしていると見える。

 

何が持ち主だ
何が信頼だ
何が絆だ

 

そんなものは存在しない
 

持ち主が危機的状況になった時にアイツらはきっと見限るに違いない
持ち主を見限り、今一度闇落ちすれば

武器だけの縛られない自由を手に入れられるのだ

さあ、見せてくれ武器の諸君。
君たちの大事な持ち主を捕らえ、この城に招待しよう

 

この城は怨念渦巻く危険な城。
もうじきこの世界自体を飲み込み消滅するだろう。
そのような危険な場所にはたして君達は助けにくるか否か。

招待状を君たちへ届けよう。それぞれの持ち主の囚われた写真と一緒に。

これは私からの謎かけだ

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