TOUKENBUYUSAI
No.１
【武器名】アナスタシア
【武器の種類】矛と盾
【性別】女
【武器の性能（武器の見た目・性能等）】
証言者A「この前スキューバダイビングしたらさ、ちょっと深めの海の底に刺さってたわけよ、なんか…中世っぽいデザインの矛が。大きさ？うーん…2mぐらいかなぁ。なんか盾もあったけど、それは50cmぐらいだと思う。気持ち悪かったしどーでもよかったから放っといたけど、何、もしかしてお宝？」
証言者B「ある日の漁で網が何かに引っかかって、それでも無理に上げたら古い矛が獲れたんですよ。何か宝物とかかなって思ったんですけど、その矛から少女の笑い声みたいなのが聴こえてきまして…不気味だったから海に棄てて、その日はすぐに帰りました」
【性格】
証言者C「おお！なんと…とうとうあの矛が見つかったのか…素晴らしい…私はずっとそれについて調べていたのだよ。遥か昔、ローディオという水に恵まれた王国があったのだが、その姫君がたいそう傍若無人でな。性にも奔放だとかで恨みを募らせた家臣らが、暗殺して海に沈めたらしい。まだお若かったらしいが、まぁ本当は濡れ衣だったとか諸説あるにせよ、当然の報いだろうね。確か名前は…アナスタシアだったかな。で、その際姫君の怨念を宥める供物として捧げられたのが、王家の宝の一つであったその矛と盾だ」
この3名は後日、不審な刺殺遺体となって発見された
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「 うふふ … ふふっ … わたくしは 姫 ふふ ふっ なぜ うふふ … わたくし ああ … 」
No.２
【武器名】ＤＤＴ
【武器の種類】弓
【性別】男
【武器の性能】
Decoy（おびき寄せ）, Distract（気を逸らし） and Trash（そして破壊するモノ）。
元は暗殺用に作られた弓。銘は特にない。
囮の幻像”デコイ”を飛ばして目標を陽動したのち狙撃する。ズルイ。
獲物が見るデコイの形はそれぞれで、もっぱら獲物にとって親しい、もしくは好ましいものであるという。ズルイ。
【性格】
人の姿を取れるようになって間もないせいか感情は乏しく一貫して機械的。成果優先の機能主義。
獲物をあえて逃走させ、じわじわと追い詰めながら体力を消耗させることでより命中率を高めるという方法をとることもある。
卑怯を卑怯とは思わないのはサディスティックというより真面目が突き抜けた結果である。
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「…目標を確認、任務を遂行する。」
No.３
【武器名】マーメイド=ガーディアン（人魚の護り）
【武器の種類】ダガー
【性別】女
【製作者】ブラックスミス
【武器の性能（武器の見た目・性能等）】
本来の刀身は真珠色だったという。とある童話に出てくる王子のモデルになった人物の血を吸って朱に染まったとの伝説があるが、真偽の程は定かではない。血でも錆でもない紅色は呪によるもの。長い間水辺にうち捨てられていたにも関わらず、鋭い切れ味を保っている。この短剣で一度傷つけられれば、容易に傷口が塞がらないという噂だ。
鍔と柄の部分は魔除けの黄金で作られており、元々はその名が示す通り護り刀であったことが伺われる。刀身が紅色に染まっていても、シンプルなフォルムの全体的な美しさはまだ失われていない。
【性格】
血で血を洗うという諺の意味を間違って解釈しており、刀身の紅を洗い落とすため（血で染まったと思い込んでいる）、常に新しい血を求めている（人型を取った際は採血用キッドも常備)。洗い流せないのはまだまだ血が足りないからだと思っているらしい。
喜怒哀楽の変化をあまり表情に出さない、淡々とした性格。しかしそれは生来の気質ではなく、最初の持ち主がある事件を切欠に感情を失ったこととリンクしている。話し方は中性的で、擬人化の際には男装が多い。女性らしいお洒落を全くしたくないわけではないが、血塗られた自分には、ドレスは似合わないと思っているのだ。
【マッチング参加】する
「何物にも心を動かされなくなって久しい。
もう何が一番大切かわからないんだ。
ただ、戦いと血の臭いだけが私を駆り立てる」
No.４
【武器名】沈む泡のレナーテ
【武器の種類】大剣
【性別】女
【武器の性能（武器の見た目・性能等）】
大柄の人でないと持つことができないくらいの大剣。泡と星の柄が刻まれている。
両手で持ち、振り回して敵を切ったり敵を叩き潰すようにして使う武器で切れ味は普通の剣に比べて少し落ちるものの、使いこなせれば一度に多くの敵を倒すことができる。
最初の持ち主は大国で英雄と呼ばれるほど強い騎士。だがいくら強い騎士でも大自然の力には逆らえない。任務で乗った船が大嵐により大破。英雄は海に沈んでいった…。
その後大剣はさびることも無く何百年も海に眠っていた。長らく眠っていたため前の持ち主のことを忘れて、今ではただ自身がいる海を汚されないように戦っている。
【性格】
あまりしゃべらず、自分のいる海を汚されることを何より嫌う。特に海にごみを捨てていく人間のことは大嫌い。
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「私の場所を…汚すな。」
No.５
【武器名】海成りの剣 シレナマーレ
【武器の種類】片手剣
【性別】女
【製作者】ブラックスミス
【武器の性能（武器の見た目・性能等）】
レイピアの一種。細身で先端の鋭く尖った刺突用の片手剣。
その刀身は水で出来ているかの様に澄んでおり、耳を澄ますと海鳴りが聴こえるという。
水の加護が付いており攻撃には水属性が付与される。海水につけても錆びることはない。
人化した姿が人魚なのもあり、水中戦が得意である。
人魚姿なのは元の持ち主に由来しているらしい。
人間の姿になることも可能だが水の加護は半減する。
【性格】
長らく海に沈んでおり、海に身を投げた者たちの無念や怨み辛みが波に乗って集まった。
その影響で元の持ち主の念までもが黒く染まり、人への怨みを纏う剣となった。
特に王子という言葉には過敏に反応する様子。
自我も多少残っているのか、時々自問自答している場面が見られる。
また常に涙が零れている。集った念のせいか、武器の性質かは定かではないが自分では止めることは出来ない。
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「悲しみが内で渦を巻いている…みんな嫌い、嫌いよ…どうして？わからない…。
…みんな、海の泡となってしまえばいいのよ。”私たち“の様に…！」