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No.1

【名前】ファルム=F=ルーナグリムス
【年齢】不明
【性別】男
【武器】月弓アルテミス
【出身】
月紡の世界・ルーナグリムス出身。ルーナグリムスはあらゆる月に繋がる場所と呼ばれており、あらゆる世界の月の影が集う場所である。影なる世界の一つであり、その存在は秘匿されねばならない、らしい。
ファルムはルーナグリムスの王族である。
ルーナグリムスの王族は必ず双子で生まれるため、弟がいる。
【性格】
いたって楽観的な性格。大体の事は「なんとかなるさ」の一言で片付けてしまうくらい。
とても軽い性格をしているが芯はしっかりしている。
女性に対してはとても紳士的であり、アルテミスに対しても姫と呼んでいる。

「ううん、またこんなことになるとはね……。でも、姫と私ならどんなことも乗り越えられるさ」

No.2

【名前】天屋 亨(あまつや とおる)
【年齢】30代に見える(実年齢不明)
【性別】男
【武器】言祝
【出身】
現代日本出身。しかしながらいたって普通の日本とは程遠く、夜には人ならざるものや怨霊の類が跋扈し人々の生活を脅かしている世界。しかしその夜を統治する九つの家があり、その為大きな被害には至っていないようだ。「昼《オモテ》に住まう人間が知らぬ内に。噂程度で済む様に」を合言葉として、今宵も彼は夜に往く。
【性格】
ある頃から、彼の時は止まった。それは呪いの類であったか、時限式のタイマーだったのかは知れない。ただ、一つ分かっている事は「彼の時間はこれ以上進む事はない」ということ。夜《ウラ》に身を投じすぎたあまり、もう昼《オモテ》には戻れない体質になってしまった。
代々「天屋(あまつや)」は敵対するものに対しての力がそれなりにある分短命とされているのを、唯一破ったヒトとも言える。但し幸か不幸か、不老ではあるが不死ではない。
彼の現在の姿の目撃は昭和初期に始まり現代にまで至る。その為時間の感覚が些か狂っており、外見に見合わぬ内容に対して「懐かしい」などの発言も多々。外見に反して比較的温和であるものの、仕事中は少々無茶をしがちとオンオフの切り替えが激しい。
今までの獲物は短刀や暗殺器具が多かったようだが、それもウン十年の付き合いともなれば朽ちていく。誰も彼も、長くは共にあれないのだった。

「傷があるなら癒せばいい、癒せる分だけ前に進める…お前さんのお陰だ」

No.3

【名前】ジュリエッタ・フィレン・ロードラナウド
【年齢】26
【性別】女
【武器】Bounty Heart 55
【出身】
貿易都市フロンツを首都とする多国籍国家オールミンスト。
かつては様々な民族同士での争いが絶えなかったが、現国主フロンゾにより連合国として統一。
土着信仰から蒸気機関を主とした産業国へと急発展を遂げている国である。
その急速な発展の中で職を失い無法者になる者、富を独占しようとする者…
古き時代の悪しき習慣は未だ残るものの、新たに制定された治安制度により徐々にそれもなりを潜めている。
彼女の出身はその東、ウェスタ地方の片田舎。
文化的に発展途上なものの、豊かな自然と文化が交わる宿場町で
山での放牧や田園での葡萄栽培などを名産とし、細々ながら豊かな暮らしを維持している。
かつてはその平和も脅かされていたが、”とある女性と武器”の功績により、
今は人々の行き交う街として栄えつつある。
【性格】
かつてのウェスタの有力貴族のひとつ、ロードラナウド家の3男2女の長女として生まれる。
非常におっとりとした性格の持ち主だが、その笑顔の裏には
かつてその資産をギャング団に狙われ、両親と兄を目の前で殺されたという辛く悲しい過去を持つ。
そしてその権利書を狙い以後も嫌がらせを受けていたが、彼女は弟や妹のため、両親との思い出を守るため、
気丈に振舞いながらも、彼らへの必死の抵抗を続けていた。
前回の戦いの後、武器であるBounty Heart 55と共に元の世界に戻り
家族の敵であるギャング団と対峙、そして敵味方共に死者を出すこと無く見事逮捕。
町長と父の友人である保安官からその功績と栄誉を称えられた後、
ただ誰かの助けを待っているだけだった自分を恥じた彼女は、自らも『守る力』となるべく
食堂を経営する傍ら、政治学や人間学についての勉強に勤しんでいた。
そんなある日、新たに世界の平穏を脅かす存在が現れたと聞き、かつていた世界を守るため再び立ちあがる。

「付喪神といえど、心あるものに銃口を向けるのは心苦しいですがやるしかありませんね…。
しかしここは人の理を越えた空間、おそらくそれが彼らの心(たましい)を救う事になるのでしょう。
行きましょう、55さん。この世界の未来と…全ての武器達の悲しみを断ち切るためにっ!」

No.5

【名前】春雪
【年齢】28
【性別】男
【武器】祝紅
【出身】
とある世界の東、「仙涌(せんよう)」という国に生まれ育つ。
春と冬の間に桜と雪が同時に見えると言う珍しい土地柄であり、
国有数の温泉街でもあるため、その美しい情景や豊かな源泉を求めて訪れる旅人が後を立たない。
また、その独特の地形や交通の便などから、今では政府の要人御用達の密会の場ともなっているようだ。
この国も数多ある歴史に例外なく、かつては大陸統一を臨む者達の間で争いが続けられていたが、
…それも今は昔。荒れ狂う激動の時代も過ぎ、今まさに平穏という名の新しい時代を迎えようとしていた。
新政府の指示の元、武士制度は廃止、刀の所持は許されるものの、その多くはもはや魂の残照。
人々は古き時代の終わりを偲び、そして新たな時代の幕開けに向け、歩み始めていた。
【性格】
「春先に降る雪のように、儚く、されど尊く。過ぎる冬と春の訪れを憩うような人になれるように」
そう両親に名づけられた彼は、
その名に宿した願いどおり、やや気が抜けてはいるが穏やかな性格の青年へと成長していた。
しかしかつては彼も激動の時代に巻き込まれた一人であり、
その超人的な素早さと、無慈悲と言えるほどの剣捌きに
敵味方から共に「旋風(つむじ)」や「鬼神」と呼ばれ恐れられていた。
戦が彼を変えたのか、それとも元より秘めていた一面なのか、その真意を知るものはいない…
彼は戦の最中、一時的に視力を失うが、戦後の治療で再び視力を取り戻す。
だが再び自身の中の「鬼神」が目覚める事を恐れ、以後その目を開く事はなかった。
それが例え、付喪神との命を懸けた闘いであったとしても。
前回の闘いの後、一人元の世界に戻り安穏ながらどこか物足りない日々を過ごしていたが
再び訪れた世界の危機に、彼は新たな決意の元その世界に訪れる。
勝ち取るためでなく、愛しき存在を再びその瞳で見るために。

「…久しいな祝紅。
 武器と人、一期一会のものと思っていたが、これも何かの縁だろう。
 及ばずながら手を貸そう、祝紅。武器には振るうもの、傘には傘をさすものが必要であろう。」

No.6

【名前】フレイ
【年齢】300↑
【性別】男
【武器】神剣ファルセリア・クイーン
【出身】
魔法が存在する世界、その片隅に存在するエルフの集落。
そこに住む者は揃って長命で容姿端麗だと言われている。半ば伝説の存在。
エルフ達は、争いを好まず外界との交流を絶って穏やかな生活を送っている。
反面生きる意欲に薄いため、人口減少に歯止めがかからないとも。
それでも殆どのエルフは疑問も抱かず自然と共に穏やかな生活を送っているようだ。
【性格】
温厚で争いを好まない、エルフの典型とでも言うべき青年。
怒ることは希で、寛容に接することの出来る大人。
齢は最後に数えてから久しく、とうに数えることを辞めてしまったという。
長く変わらぬ平穏な日々を繰り返していた矢先に招聘された世界、そこで神剣ファルセリア・クイーンと出逢う。
ただ平和に、穏やかに――の日々が一転。
ファルセリアとの日々は微かに、だが確実に生きる糧となっているようだ。

「争いは好みません、ですが避けられないのであれば――…
 ファルセリア、勝利を手に還りましょう」

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