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No.1

【名前】導屋・現(みちびや うつつ)
【年齢】不明(外見は30代に見える)
【性別】男
【武器】旭派 赫月
【出身】

一応現代日本。その存在はオカルトや噂話に留まる程度の至って普通の世界。ネットを見れば都市伝説が並び、耳を傾ければ意味を知ると怖い話が聞こえるような。
しかし一部のものがこの世界が狂っているのだと良く知っている。世の中にそんな完全な世界など存在していない。夜にはその噂話が形を成し、跋扈しているのだ。それを知る術のない者達を守るべく、九つの家が夜を統制している。全ては噂程度で済む様に。
【性格】

現代社会に蔓延る噂話が形を成したものを害が成す前に滅する九つの家の内の一つ「導屋(みちびや)」の現当主…ではあるのだが、昔相手をした鬼や吸血鬼(と一般には呼ばれていたもの)と思わぬ事態で気が合ってしまい挙句杯を交わして血が混ざったと語る。角は不格好な生え方をしており、当人曰く「合う帽子がない」とのこと。
夜は蝙蝠を使役し、夜の統制の仕事を行っている。前述の通り仕事に対しては大雑把であり気に入ったものは軽率に仲間なり兄弟呼ばわりするが、反して自分が悪だと思うものに対する容赦はない。昼間から酒を飲みキセルをふかすため、他の家からは「導屋きっての馬鹿当主」と呼ばれている。

「今回もまァた大人数でおいでなすって…さっさと槍の錆にしてやらにゃなァ?」

 

No.2

【名前】ヤヒコ・カミシロ
【年齢】19
【性別】男
【武器】九条
【出身】
中世ヨーロッパに近い世界。魔法が存在するため科学技術はあまり発達していない。多種多様な種族が入り乱れる。古代の王族が残したという宝が各地に眠っており、それを求めて数多くの冒険者が訪れる。都市は魔術結界で守られ、険峻な山脈、精霊達が住まうという大森林、時に吹捲る大海に囲まれる。
【性格】
良く言えば慎重派、悪く言えば心配性。代々伝わる東洋魔術の家に生まれる。
得意は運勢・ラッキーカラー・吉方位を探るといった予言、占いの力。方位磁石に魔力を込めて、吉と出た方向に進んで宝を探し当てるようだ。発見率はそこそこ。財宝の山を見つける時があれば、金貨3枚で終わりの時もある。全ては行ってからのお楽しみ、だ。
好奇心旺盛な相棒のおかげで、やや度胸もついたように思われる。

「また物騒なのが戻って来ちまったな。こういう悪の居城には大判小判がザックザク……いや、なんでもない」

No.3

【名前】ロビン・レイク・ガーディナー
【年齢】二十代に見える。
【性別】男
【武器】聖弓 ディア
【出身】
宇宙のどこかに存在する、美しい自然に恵まれた大陸ビフレスト(虹の橋、の意)。四つの種族間抗争の時代は終わりに近づき、混血も進んでいる。しかし身分制度は未だ厳しく、純血でない者は嫡子にはなれない。また成人に達した男子は特別な理由がない限り、三年間兵役に服する義務がある。
ロビンが兵役を終える直前、大陸の数カ所に時空の歪みができ、そこから魔物があふれ出すようになった。魔物との戦いの最中、怪我を負った仲間を背負って近くの洞窟に避難したところ――突然、自分だけがこちらの世界に迷い出てしまった。
【性格】
エルフ族領主の長男。純血でないため跡継ぎではない。身分や財産に執着はなく嫡出の弟をかわいがり、自分は主でなく従であるとの想いから敬語がデフォ。普段は魔力の源である瞳を片方、前髪で隠している。迂闊に強い力を解放し、弟より目立つのを良しとしないからだ。前髪を上げるのは火急の時だけ。
また、魔法弓を扱うのは、故郷の軍では屈指の腕前だった。生来の素質もあるが、貴族の嗜みとして子供の頃から狩猟に参加。殺生は好まなかったが、庶子ゆえ父に逆らえず、せめて獲物を苦しめずに仕留めるために命中精度を上げる鍛錬をした。
現在は、美しい故郷を荒らす魔物がこちら側の付喪神と同一種族だとわかり、ディアの力を借りて戦いに身を投じる。ディアへの一目惚れ的な憧れの気持ちは無自覚であったが、ライバル・フェイルノートの登場に刺激を受け、自覚しつつある。

「ディア、ここにいたのですね?
 一寸目を離した隙に敵本陣のこんな深くまで……
 全くあなたの勇気には恐れ入る。
 もう僕から離れてはダメですよ」

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