TOUKENBUYUSAI
フェンモルブルグ城攻防戦
防衛側
No.21
【武器名】ルー・ルーン
【武器の種類】槍 【性別】男
【製作者】ブラッドスミス
【武器の性能（武器の見た目・性能等）】
伝説の破魔の紅薔薇と必滅の黄薔薇をモデルにしたとされる、対の魔槍が普段の姿。しかしそれは第一形態で、一本に統合された第二形態の魔力は、通常時の威力を遥かに凌ぐといわれる。第二形態は神槍にも例えられ、魔力の強いマスターが投擲すると、稲妻に変化するとの伝承がある。
また一方で、穂先を血に浸す度に威力が増す性質があり、戦場では尻上がりに活躍する。だが幾多の敵を屠っても、自分が認めたマスターの、たった一滴の血がもたらす恩寵（魔力増幅のエクスタシー）には遠く及ばない。
【性格】
いかなる運命の悪戯か。昏い道を歩むはずだったルーの初代マスターに収まったのは、眩い光属性の魔法使いだった。その人は荒ぶるルーを御し、魔力を増幅。二槍と単槍の能力を自在に使い分けた。マスターと駆け抜けた世界の爽快感は、今も忘れられない。
その人の死後、何人かの持ち主の手を経たが、ルーに恩寵を与えられる者はおらず（合わないのは血なのか相性なのか）久しく第二形態になっていない。昨今では攻撃の魔力は上がっても、生命維持の魔力は減少の一途。このままでは人型を保てないどころか、存在そのものが消失する危機がある。どうせなら残った力を出し切り、武器として華々しく散るのもよかろうと参戦を決意。初代マスターとの絆の想い出があるので、防衛側での参戦だ。
白磁の肌に金の瞳という吸血鬼に近い容姿、また本来は暗闇の方が力を発揮しやすいのだが、その来歴からか光に憧れる。欲する光──それは必ずしも魔法だけではないらしい。
今は私を御する者がいないから、手加減できん。
のけ。のかぬと怪我をするぞ（目を細めて）
No.22
【武器名】月華派 死神の鎌（デスサイズ）
【武器の種類】大鎌 【性別】男
【製作者】鍛冶屋 月華派
【武器の性能（武器の見た目・性能等）】
死神が持つ大鎌、命を刈り取る死神の武器とも言われている。
その名の通り見た目がゴツくて派手な大鎌。
デメリットは色々とあるものの、ある一部の層には何故か人気な武器。
死神の鎌（デスサイズ）を作った経緯などは
「鍛冶屋とおじさんのナイショのしょ」らしい。
【性格】
普段は死神のイメージとは程遠いくたびれたオジサン。
何時もまったりとして適当、間の抜けた感じで頼りないオーラ全開。
自らをおじさんと呼ぶオジサン。
戦闘中、敵の前でしか見せない顔があるとかないとか。
やれやれ、また何か良からぬことでもしようとしているのかね。あまりおじさんを本気にさせないでほしいもんだねぇ‥ぎっくり腰になっちゃうから。
No.23
【武器名】月華派 かちむし
【武器の種類】刀 【性別】男
【製作者】鍛冶屋 月華
【武器の性能（武器の見た目・性能等）】
わりとありふれた実戦向きの刀。古いものではあるが代々の持ち主が大切に手入れしてきたため非常に状態は良い。
名前の由来は、前に進むばかりで後退しないことから武家で縁起物とされる「勝ち虫」=「蜻蛉」。
実用本位で刀自体に華美な装飾はないが、ある持ち主が「かちむし」いう名に合わせて赤蜻蛉のような朱塗りの鞘を誂えたのが特徴となっている。
【性格】
名前のとおり、良くも悪くもまっすぐで、こうと決めたら一直線。義に厚く情にもろい。
勇猛果敢で腕には自信あり。
最後の持ち主が渡世人に憧れて家を飛び出した旗本のドラ息子だったためか、擬人化すると言葉遣いと素行に少々問題もあるようだ。
愛称はかっちゃん。でも、極楽トンボと陰口をたたかれることも…
アルフリートとやら、裏切り者で卑怯者たぁ武器の風上にもおけねぇ。ここはひと肌脱がせてもらおうじゃないか。
No.24
【武器名】オーヴェル・スティンガー
【武器の種類】デザートイーグル型改造銃 【性別】男
【武器の性能（武器の見た目・性能等）】
見た目はデザートイーグル型の改造銃。軽量化、反動が軽減され、魔導弾も使用でき多様なカスタマイズが可能となっている。
呼び寄せの魔法がかかっており持ち主が名を呼ぶと
どんなに離れた場所にあっても持ち主の元へと飛んでくる。
【性格】
チャラい容姿。見た目通り性格も軽く、人当たりが良い。
音楽を聴くのが好きであり人型になれるようになってからは歌うことも覚えたようだ。
黒い色を好む。
自身の武器の性能には自信があり、ちょっとは強いんじゃないかなーぐらいには思っている。
世話焼きなのか、首を突っ込みたがるのか、揉め事や事件には自ら関わっていくタイプ。
その割には要領が悪いので毎回のように貧乏くじを引いている。
それでもめげずに揉め事や事件があるところにひょっこりと現れる。
やあやあ、どうもどうも〜。
何やら揉め事のようだけど
助太刀が必要なら是非俺の力を使ってみてよ。
そこそこ戦力にはなると思うんだ。
No.25
【武器名】ミーレスの大剣
【武器の種類】剣 【性別】男
【武器の性能（武器の見た目・性能等）】
程よく装飾されたシンプルな大剣。
柄を含めると人の身丈ほどの大きさだが、筋力があれば片手でも扱うことが可能。
凪ぎ払うような、あるいは叩き潰すような斬撃はかなりの威力である。
しかし、攻撃が大振りになりがちなので、上手く立ち回らなければ隙を付かれてしまうので注意。
【性格】
普段は穏やかで常識人。
しかし、戦闘となれば鬼神の如き働きを見せる。
先陣を切って戦う彼の姿は味方の士気を高めるだろう。
ちなみに戦闘が好きなわけではない。
平和が一番だと思っているが、武器としての性が戦場へと向かわせてしまうようだ。
アルフリートからの誘いは争いの種を生むだけだと思い断った。
その際の彼の口振りから近々何かしら行動を起こすと見て警戒していた最中、城が襲われているとの情報を耳にする。
よし、間に合った！
これより俺も城防衛側として参戦しよう！
No.26
【武器名】聖十字 ツェツィーリア
【武器の種類】メイス 【性別】女
【製作者】ブラッドスミス
【武器の性能（武器の見た目・性能等）】
150㎝程の十字架を模したメイス。
聖者の生き血を吸うことで奇跡を起こすといわれ、数々の聖戦で使われている。聖者の徳が高ければ高いほど、ツェツィーリアに与える己が生き血が多ければ多いほど、起こせる奇跡が素晴らしい物になるといわれているが真偽は謎。
メイスとして、薙ぎ払う、叩き潰すといった通常の運用も可能。
【性格】
ツェツィーリア（盲目の意）という名が示す通り、主人がいる場合は盲目的に主人に尽くそうとする。
しかし、聖戦時の切り札として使われることが多く、歴代の持ち主とは短い間の付き合いだったようだ。
そのことを非常に寂しく思っており、次の持ち主とは、長いお付き合いをしたいと願っている。
そのため、世のため人の為に使われるのであれば、次の持ち主は聖者にこだわってはいないようだ。
歴代の持ち主たちが守ろうとしたもの。
ここにもきっと、同じようなものがあると思うから。
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