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【王】篠枝 ニカ(しのえだ にか)・【神獣】環麒(たまき) 主従

国名:咲虹(さこう)
国の特色:
四季がはっきりしており特に春と秋の期間が長く農作物の環境に適している
土地も広く果樹園から野菜、米までと幅広く生産量は高い
この土地に住む者達は自分達の育てた作物で美味しいものを作り、食べるのを何よりの幸せと感じている
その為グルメへの追求心が強く、料理人を目指している者の多くがこの国へと集い技術を磨いている
森客も新たな食への追求の為に丁重に扱われその知識を広めてもらうよう計らっている
今は王が不在のため天候が荒れている。夏は日照りが続き、冬は極寒
そんな厳しい環境でも官達は王の不在時の被害を出来る限り減らそうと対策を練り堪えている状況である

造る国の姿:
記憶喪失であり、なりゆきで昇山してしまった身のニカですが、
移動厨房旅団にて味わった食事の美味しさと、
かつての国の姿を知り、再びこの地が、
食事による幸福の笑顔で溢れればいいと思っています。
王に選ばれた暁には、まず国の宝である農作物の生産量を回復させます。
その後、街ごとに特産の作物を使った看板メニューを考案してもらい、
どの街に行っても、どの村に行っても
美味しい食事を摂ることができる環境を整えます。
同時に、この地を訪れた旅行者が、帰郷する際の土産として、
長期間保存の効く保存食の開発を推奨。
咲虹の名を周辺の国々へと宣伝し、旅行者の増加と、料理人の招致、
食の質を高めるため、神獣とともに、各地へ視察に向かいます。
食による幸福、すべての国民の笑顔の循環を心に、
神獣とともに歩んでいければと考えています。

「こんにちは、神獣さん。私、篠枝ニカっていうの。拾ってもらった居移動厨房でね、昇山する人たちのご飯の支援をしてたんだー。
私、記憶喪失で、自分が学生だったってことしか覚えてなくて、ここにきたのもなりゆきで、これからどうするかも考えてなくて、でも、まあ、なんとかなるよねーって思ってるの。
昇山した人たちって、みんな、王様になって世界を平和にする! とかの志があるって聞いたよ。で、私、なりゆきでここにきちゃったわけなんだけど、みんなみたいに立派な志はないんだ。
でもね、旅団でご飯を食べる人たちの、おいしいーっていう表情、この国のみんながしてたらなあって思ったんだよ。
神獣さんは、どういうご飯を食べたら、おいしいーって思う?」

「俺、アンタのこと知ってる。蓬莱で、あっちの学校で同じ学年だった
・・・そうか、これが王気だったんだな。蓬莱に渡ったのも無駄じゃなかったんだ

俺は国の民が育てた作物を食べるのが何よりも大好きだった
今年は果物がいつもより甘かったとか、米が豊作だったとか
そういう話を聞きながら皆で苦労を労って、笑い合って、一緒に食べるのがとても好きだったんだ
だが、俺が至らないばかりに国は疲弊してしまった
日照りが続いて田畑も枯れ果てて笑顔が消えた。そんな民達を見るのが辛かった。悲しかった。

俺は神獣で、王を選ぶのが俺しかできなくて。でも王を、アンタを見つけられなくて・・・。
立派な志なんていらない。ただ美味しいって笑い合える国になるのなら、それだけで十分だ。」

(ニカの右手を取り片膝をつき頭を垂れ)
「王よ、お待ちしておりました。
 私は貴女だけの神獣。これからいついかなる時でもお側を離れず、民を慈しみ、忠誠を誓います。
 我が身は貴方とこの国と共に。」

© 2017 王と神獣

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