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【王】炬 ・【神獣】明星 主従


国名:朱珠(しゅじゅ)

造る国の姿:
今まで自分が住んでいた地域も含め、使える物は可能な限り使っていきたいと思っている。例えるなら石材。こちらを建築以外にも使用し、女性達の飾り物にする事も考えたいところ。
また、乾燥した大地という事で水源の確保を最優先。今限りある資源を如何に活用していくかに重点を置く。加えて水源の少ない大地でも育ちやすい食物を主な産業や交易の要としたい。
神獣による力は防衛にのみ使用予定。血を流さない、殺さずの国を。


「神獣による選定と聞いて来てみたが……猫、か?」
不躾な物言いであるものの決して侮辱の意味合いではなく、思わず口から出たものであるようだ。
思っていたものと違う。とは口には出さずに一先ず目を細める。
「いや、神の御使いであるならその姿であるのも決して悪くはないんだろうが。
——さて、真面目な話をしよう、神獣殿。俺は選定を受けに此処に来た。」
その場に恐れもなく堂々と座る。男はゆっくりと口を開いた。

「俺の作る国の話を聞いて、一つでも賛同をすると思うのならその力を借り受けたい。この地方は俺が昔から生まれ育った場所だ、全てにおいて使えるものを使っていこう。それは外交、国内においても同じ。作物についても作る物を変えていきたいねぇ。
……さて、どこまで同意をいただけるかね。俺に…王の素質はあるか?」

 

(猫という単語に一瞬ピクリと反応するも踏み止まり、誤魔化すように咳払いをひとつして)

「き、聞いてやるのだ。
 但し、一つでは駄目なのだ。我(ウォー)に全てを納得させるという気概を見せるのだ」
(上から目線で告げると、座った相手の前に自らも腰を落とす)
「……少なくとも、国を大切に思っていることは伝わったのだ。
 貴殿の策が巧く運べば、此の地は豊かになり、民の暮らしも潤うのかもしれぬのだ」

(姿勢を変えて跪き、袖を合わせ頭を垂れ)
「此の身と意思は、汝が理想を成さん為に。我が王と国の為、身命を賭すと誓おう」
(顔を上げると、ふにゃりと表情を緩め)
「……やっと、言えたのだ……」

© 2017 王と神獣

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